施設の概要
平成30年12月末まで、名取市図書館として利用されてきた当館の土地や建物には、東日本大震災の後に、カナダ連邦政府、ブリティッシュコロンビア州やアルバータ州、カナダウッド、(公財)日本ユニセフ協会や(公財)図書館振興財団をはじめとする支援で建てられた施設が多くあります。
当資料館の整備においては、これらの施設を出来るだけ活かしながら、市の歴史文化の保存・活用の拠点となる施設として整備しました。当館の敷地(3,871㎡)内には、1)~4)の4つの建物のほか駐車場・駐輪場、古墳ふれあいひろば、親子ひろばがあります。
1)考古の展示室
オリエンテーションルーム、考古の展示室、収蔵庫、トイレ、受付・事務室 があります。
木造平屋建て(238㎡)。壁などの建材には、カナダツガ材が使用され、木の温もりを感じることができる建物です。
平成25年のカナダ-東北復興プロジェクトによる支援で建築された建物を活用しています。
2)歴史・民俗の展示室
歴史・民俗の展示室、企画展示室、情報検索ブース、トイレがあります。
木造平屋建て(149㎡)の建築で、壁などの建材には杉材が用いられ、木の温もりを感じることができる建物です。
平成23年10月に公益財団法人日本ユニセフ協会の支援で建築した建物を活用しています。
3)体験学習室
体験学習室と収納室があります。鉄骨造平屋のプレハブ(188㎡)建築です。
4)ボランティア室
資料館で活躍するボランティアさんの活動などを行う施設です。
鉄骨造平屋プレハブ(66㎡)の建物です。
平成23年10月に公益財団法人 図書館振興財団の支援で建築した建物を移設し活用しています。
5)古墳ふれあいひろば
雷神山古墳のおよそ1/10サイズの前方後円墳をモチーフとした盛土や遊具がある芝生の広場です。親子で遊びながら自然に古墳の形をイメージできる広場です。
6)親子ひろば
「考古の展示室」の建物と「歴史・民俗の展示室」の建物の間にある屋外スペースです。「考古の展示室」入口脇のウッドデッキやベンチと併せ、小さなお子様と親子でくつろげる人工芝敷きの空間です。幼児用の遊具があります。
7)駐車場・駐輪場
普通車22台(ハンディキャップ専用含む)の駐車が可能です。バスの駐車は「考古の展示室」および「歴史・民俗の展示室」の裏側への駐車可能です。(職員へご相談下さい。)
駐輪場10台(屋根付き)の駐輪が可能です。
施設案内パンフレット