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佐倍乃神社(道祖神社)

藤原実方の伝説とともに残る愛島笠島の神社です。東山道や東街道と呼ばれる古代以来の街道沿いにあり、「佐倍乃神」や「塞ノ神」とも記される道の分岐点に祀られる神様のことを「道祖神」とも言うことから、別名「道祖神社」とも呼ばれています。江戸時代には道祖神社と呼んでいましたが、明治7年(1874)に古称の佐倍乃神社に名前を戻しました。境内には、平安時代に朝廷から尊重された延喜式内社である佐具叡神社や、江戸時代後期の建築とされる素木造の本殿、ご神木のタラヨウの巨木などがあります。このほか神社には、9人の社家により守り継がれてきた道祖神神楽が伝承され、毎年4月・6月・10月・1月に隋身門の舞台で披露されます。

【住所】愛島笠島字西台1-4