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昭和三陸津波碑(津波標柱四号碑)

津波碑は、その様子や被害などを記し、将来の警告や注意のために立てた石碑です。閖上には、旧閖上町が昭和8年(1933)の三陸地震・津波の時に、宮城県への新聞社の寄付金を使い立てた震嘯記念碑(震嘯:地震と津波のこと)1基と、4か所の津波到達地点に立てた4本の津波標柱がありました。
現在も日和山の近くに立つ震嘯記念碑は、大きさや、「地震があったら津波の用心」などの標語、被害状況など、新聞社や宮城県が指定した標準的な内容で造られたものです。
また、津波標柱は、頂部を尖らせた四角い石柱で、「標柱4号の内第1号」のように碑の番号が刻まれた面を除く3面に、「地震があったら津波の用心」など同一内容が刻まれたものです。仙台東部道路西側の名取川右岸の堤防にある第4号碑と、平成28年に貞山運河内から発見された第3号碑が現存しています。

昭和三陸津波碑 看板

【住所】①震嘯記念碑:閖上4丁目19(日和山) ②津波標柱4号碑:閖上字川前上83-3