おすすめ歴史スポット

飯野坂古墳群

前方後方墳5基と方墳2基からなる古墳群で、西部の丘陵から市中心部へ向かって東へ突き出た、愛島丘陵の北東部にまとまって分布しています。
南東側から、薬師堂(全長65m)、宮山(60m)、山居(60m)、山居北(40m)の前方後方墳が一列に並び、山居古墳北東側の一段低い位置に、観音塚(65m)と、観音塚北1号(一辺14.4m)、観音塚北2号(14.2m)の2基の方墳が並びます。
採集された埴輪や古墳の形態などから、古墳時代前期に当地域を治めていた、代々の首長墓と考えられています。前方後方墳と方墳が密集する古墳群の北限に位置し、古墳文化を考える上で重要なことから国指定の史跡になっています。

【住所】名取市飯野坂5丁目、名取が丘1丁目
【電話】022-724-7176 教育部文化・スポーツ課文化財係