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藤原実方の墓

愛島塩手に、地元の人々から藤原実方の墓と呼ばれるところがあります。藤原実方は、平安時代の中頃に花山・一条天皇に仕えた公家で、中古三十六歌仙の一人に数えられる人物です。展上で三蹟の一人に挙げられる藤原行成とのいざこざで、一条天皇より「歌枕を見てまいれ」として陸奥国守に左遷され、佐具叡神社で落馬により命を落としてしまいました。実方の悲運の死を哀悼し、西行法師や松尾芭蕉などの歌人が名取の地を訪れています。

【住所】愛島塩手字北野42